麺の「番手」についての豆知識

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麺の番手
めんラボにご訪問いただきありがとうございます。
今回のテーマは「番手」についてです。
麺を作っている方ならば誰でもご存知だと思いますが、
一度整理をしておく意味を込めて。

目次

麺の「番手」とは?

麺の幅を示す単位として「番手(ばんて)」があります。
これは日本工業規格(JIS)で定められているので、
文房具で言えば定規に当たります。
番手の基準は幅30mm(3cm)に対する麺線の本数で示され、
例えば10番手の切刃(麺線にカットする機械)は
30÷10=3mm の幅になります。

麺ごとの番手

2番手  15.00mm
4番手      7.50mm  きしめん
6番手      5.00mm  ほうとう
8番手      3.75mm
10番手    3.00mm  うどん
12番手    2.50mm  沖縄そば
14番手    2.14mm  喜多方ラーメン
16番手    1.87mm  長崎ちゃんぽん
18番手    1.66mm  尾道ラーメン
20番手    1.50mm  札幌ラーメン
22番手    1.36mm
24番手    1.25mm
26番手    1.15mm  博多ラーメン
28番手    1.07mm
30番手    1.00mm  そうめん
あくまで一般的な目安ですが、気づきましたか?
偶数番手を記載しています。
勿論、奇数番手も存在しますが、見ていただいてわかる通り、
かなりのわずかな差なので、だいたい偶数でお話しすることが多いような気がします。
そして、その隣に、ご当地ラーメンの有名どころの目安も記載しました。
こちらも、あくまで一般論なので、違う場合も多々あります。

まとめ

とはいえ、これは麺の横幅だけの話。
これに縦幅が加わったら、麺の太さは無限大です。
そして、さらに角刃、丸刃を代表とする様々な形の切刃があり、
一口に麺といっても本当に千差万別。

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