無化調ラーメンは美味しいのか

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Pixabayのnataliaaggiatoによる画像です。
めんラボにご訪問いただきありがとうございます。
 
今回のテーマは
「無化調ラーメンは本当に美味しいのか」
についてです。
 

目次

「無化調」とは何なのか?

 
時々町で「無化調」の張り紙を見ます。
 
ラーメン特集でも無化調を謳ったお店があります。
 
以前に比べて、随分増えたなぁといった印象です。
 
 
そもそも無化調って何でしょうか。
 
 
このテーマを決めて、少し勉強をしてみたところ、
 
化学調味料を使用していないこと・・・。
だけではなさそうです。
 
 

 

化学調味料の分類

 
皆さんがイメージする
ラーメン屋さんの化学調味料といえば、
 
スープを作る前に
店主さんが小さじ1杯位を目安に投げ込んでいる
白(場合によっては薄茶色)の粉のことだと思います。
 
 
しかし、化学調味料はいたるところに使われています。
 
 
醤油や味噌がその代表例だと思います。
 
ではなぜその化学調味料が無化調になるのか。。。
 
 
それは、
食品扱いで
化学調味料に分類されない調味料が増えたから
です。
 
 
だからと言って、
無化調を謳っているお店が全てこれを使っているかどうか・・・
は私には分かりません。
 
結局のところ、店主さんのお人柄によるところだと思います。
 

化学調味料はネガティブなものなのか?

 
さて、ここまで化学調味料がもたらすイメージの
ネガティブを見てきましたが、
化学調味料は、農産品で作る味のブレを補正してくれる強い味方です。
 
そして、なにより、我々が
うまい!
と感じるアミノ酸やグルタミン酸を付与して、
味をより複雑な仕上がりにしてくれます。
 
しかも、農産品だけでスープを取ろうとすると、
めちゃくちゃ高級な物になりますが、
それをお手軽な価格まで引き下げてくれるのが化学調味料なのです。
 

無化調ラーメンは本当に美味しいのか

 
では、本日のタイトルは「無化調ラーメンは本当に美味しいのか」ということ。
 
上記の通り、
農産品だけですべてのスープを煮出して味を作ろうとすると、
味に大きなブレが生じます。
 
人間一人一人に個体差があるのと同様、鳥、豚にも個体差はあります。
 
天候が違うだけでスープに出てくれる油の状態も変わります。
 
当然、スープを取るときに使う香味野菜なども見た目にも味にも個体差はあります。
 
さらに、現代人である我々が美味しいと感じるほどの旨味を出そうとすると、
大量の原料を必要とします。
 
これを同じクオリティに仕上げるのは本当にむずかしい。
でも、これほど手間暇かけて作られたラーメン。
当然原価が跳ね上がり、1000円以下で食べられるはずがありません。
 
したがって、
 
ここから先はあくまで、私の勝手な想像です!!!!
 
無化調ラーメン = 1000円以下 = 薄味
 
ラーメンを食べる気マンマンでお店に行って、
お味噌汁のような味噌ラーメンだったらちょっとがっかりしてしまいます。
反対に胃弱発動中の時には、「無化調」の文字が救世主に見えます。
 
勿論、店主さんの不断の努力により、
しっかりとした味の無化調ラーメンが存在することは重々承知しておりますが、
 
「無化調」と「美味しい」を
同じ土俵、同じ判断基準でジャッジすること自体
ナンセンスだと思っています。
 
自分でタイトルをつけておきながら・・・。
本当に面倒な人間で申し訳ございません。
 

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